抜けるギターの音作り
最近お気に入りのエフェクターがこちらORGANIC SOUNDSのORGAMASTERです。
Dallas社のRANGEMASTERをベースにしているトレブルブースターです。
ちょっと音作りに悩んでいた時期がありまして。
アンプで基本の歪みサウンドを作って、ソロのときに音量を増そうとエフェクターを踏むと、歪みが増すだけでバンドの音に混ざるとギターがひっこんでしまうんですよね。
それで一度とにかく古いやりかたで音作りしようと思い立ちまして。
温故知新、まずは基本を押さえるのが大事なのかなと。
ギターを歪ませて音がどんどんラウドになっていた時代によく使われていたのがRANGEMASTERなんですね。
マーク・ボラン、トニー・アイオミ、エリック・クラプトンなんかが使用者として有名です。
そして、それをヴィンテージパーツにこだわって再現したのがORGANIC SOUNDSのORGAMASTERなんです。
実際の音は本当に高音に寄ります。
あと倍音が凄い出ます。
音作りはちょっと難しい印象ですね、だがそれが良い(笑)
アンプをクランチにし、ORGAMASTERはかけっ放しで歪みを足し、ギター側ヴォリュームを少し絞ってメインの音を作ります。
それでソロとかはギター側ヴォリュームを上げると。
ギター単品だと結構クセのある音に聞こえるんですが、それがバンドと混じったときに存在感がある抜けた音になるんです。
あとローがばっさりカットされるのでベースの邪魔をしないのもバンドサウンドにとって凄く良いです。
なんか本物の音ってこういうことなのかなって思えるエフェクターですね。
本日のジョニオ